「リフォーム」の記事
春のリフォーム展 大北支店・イナガス支店・上伊那支店
2019年03月11日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
寒さもすこしづつ緩み、春の訪れを感じる季節になってきました。
さて、本日は大北支店・イナガス支店・上伊那支店のリフォーム展示会の様子をご紹介いたします。
大北支店は2月23日にサン・アルプス大町、イナガス支店と上伊那支店は3月2日・3日に伊那商工会館で開催されたタカラフェアにそれぞれ参加をしました。
両会場とも、朝から沢山のお客様にご来場いただき、大賑いとなりました。
タカラフェアは、当社だけではなく、地元の建設会社や燃料会社も多数参加をしています。
会場で、様々な会社の方とお話しをしましたが、今年は例年よりもお客様の来場数が増えている、と仰っていました。
さらに、ご来場いただいたお客様の購買意欲も高く、契約件数も増加傾向にあるようです。
それだけ多くのお客様が、10月の消費税増税前にリフォームの実施を考えているかもしれません。
会場では、大北支店・イナガス支店・上伊那支店の社員が熱心にお客様のお話しに耳を傾けて、リフォームの要望をお聞きしていました。
お客様のリフォームに対するニーズは様々です。
そのため、お客様が満足できる形で、リフォームを提案するためには、お客様が一番大切にしている価値観に共感しなければなりません。
数回しかお会いしていないお客様が、商談の中で仰る言葉は “氷山の一角” であると言われています。
小さな氷山の下にある大きな要望や将来の暮らしの夢を理解しなければ、お客様が本当に満足できるリフォームはできません。
特に今の時代は、趣味や生活スタイルが多様化しているため、自分の知っている知識や経験だけでお客様のニーズに対応しようとしても的外れになってしまう事があります・・・
その為、当社ではお客様の真のニーズを理解するために、ロールプレイングでヒアリングのスキルを高める練習をしています。
ロールプレイングの商談では、どれだけお客様に「気持ち良く喋っていただくか」を意識して、お客様のご要望をお聞きするようにしています。
実際にロールプレイングで演じてみると分かりますが、意外とこれが難しく、「お客様に共感する」「お客様の要望を深堀する」よりも、どうしても自分の提案を喋りたくなってしまいます。
しかし、営業マンが得意げに話す提案が、お客様にとって聞きたい話しとは限りません。
当社では、“営業は、お客様の問題解決や夢を叶えるお手伝い” と捉え、じっくりお話しをお聞きして、最善の解決策をご提案しています。
この日、大北支店・イナガス支店・上伊那支店の社員は、一生懸命にお客様の話しに耳を傾け共感して、お客様のご要望を熱心に聞取りしていました。
私が会場で目にしたある商談では、建設会社から「狭いから無理」という理由で対面キッチンを断られたお客様に対して、当社の社員が一生懸命にヒアリングをしていました。
“確かに狭い空間ですが、なぜ対面キッチンにされたいのですか?” “将来、対面キッチンでどんな暮らしがしたいですか?” とご要望をたくさんお聞きして、お客様から【最近、仕事を引退したから、趣味の料理を夫婦2人で楽しみたいんだよ。調理を楽しむ事がメインだから、食卓はバーのように簡単な作りでいいよ。】というニーズを教えていただきました。
その後、当社の社員が、広い対面キッチン + 食卓カウンターを提案した時に、「サンリンさんに相談して本当に良かった!」とお褒めのお言葉をいただきました。
私は、その時のお客様の嬉しそうな顔が今でも忘れられません。
恐らく、当社社員の提案はお客様のニーズにドンピシャだったのでしょう。
そのお客様は、[対面キッチンという商品]が欲しかった訳ではなく、【対面キッチンのある暮らし】が欲しかったのだと思います。
よく、今の時代は、モノよりコトと言われていますが、まさにその大切さに気付かされた商談でした。
今回は、当社社員がお客様の気持ちに共感して、お客様が【対面キッチンのある楽しい暮らしに対する憧れ】についてじっくりとお話しいただいたからこそ、実現できた提案だったと思います。
大北支店・イナガス支店・上伊那支店のリフォーム展は、両会場とも沢山のお客様にお越しいただきました。
ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございます!
サンリンでは、今後もお客様の暮らしの夢を叶えるリフォームをご提案いたします。
リフォームの御用命は、お近くの各支店までお気軽にお問合せ下さい。
2019年 5支店リフォーム展示会
2019年02月20日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
2月も下旬となり、少し寒さも和らいできました。暖かい春が待ち遠しいですね。
さて、本日は先週末に穂高支店・安曇野支店・塩尻支店・松本支店・長野南支店が開催したリフォーム展について、ご紹介いたします。
2月16日(土)は穂高支店・安曇野支店・塩尻支店がタカラスタンダード松本ショールーム、松本支店がクリナップ松本ショールーム、2月17日(日)は長野南支店がタカラスタンダード長野ショールームを会場にお借りして、お客様をお迎えしました。
どこの会場にも、春先にリフォームを検討されている多くのお客様にご来場いただき、沢山の商品をご覧になっていただきました。
ショールームには、バス・キッチンだけでも十何種類もの商品が展示されており、見て周るだけでも多くの発見があり、楽しめます。
さらに、便利な機能を体験できるスペースも用意されているので、各メーカーのアピールポイントをしっかりと理解できます。
最近、どのメーカーの商品も “家事の時短” がキーワードになっている商品が増えています。
例えばシステムキッチンでは、フィルターのお掃除が不要のレンジフードや、調理時にシンクの上が調理スペースとなりまな板が使えるキッチンなど、各社で工夫を凝らした商品が多く発売されています。
さらに、IoTの技術と組み合わて、外出先のスマホの操作だけで、お風呂を自動で掃除をして、自動で湯張りまでおこなうシステムバスも発売されています。
本当に最近の技術の進化には驚いてしまいますが、IoTやAIの機能と組合わせた住設機器は、これから数年でさらに凄いスピードでの進化を遂げると思います。
これ等の素晴らしい技術の進化を見て、体験するだけでもショールームは楽しめます。
自分の生活に当てはめて、見てまわるだけでもワクワクしてきますので、ぜひお気軽にショールームにお越し下さい。
総務省統計局の調査によると、女性が掃除や調理など、一日の中で家事の時間が占める割合は「1時間27分」となっているそうです。
この数字はここ15年ほどずっと横ばいとの事ですが、今後は住設機器の “時短” によって、家事の時間が趣味や余暇にまわせるようになるかもしれませんね。
サンリンでは、上記の家事の時短の実現等、お客様の生活を快適にするお手伝いを致します。
私達は、お客様のお困り事が発生した際に、“声をかけていただく存在” を目指しています。
生活のお困り事・リフォームの御用命はぜひ当社までお気軽にお問合せ下さい。
長野支店・上田支店・佐久平支店 リフォーム展
2019年02月14日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
立春も過ぎましたが、まだまだ骨身に染みる寒さが続いていますね。
さて、本日は2月9日(土)に開催をした長野支店・上田支店・佐久平支店のリフォーム展示会の様子をご紹介いたします。
長野支店はTOTO長野ショールーム、上田支店・佐久平支店はタカラスタンダード佐久平ショールームを会場に、お客様をお迎えしました。
この日は、雪もちらつくあいにくの天気でしたが、これからリフォームを検討されている沢山のお客様にご来場いただきました。
各店の営業社員は、この日のためにお客様にイベントをご案内して、最適なリフォーム商品をご提案しました。
今年は、消費税増税の影響があるのか、どこのショールームも例年よりお客様の来場が多いそうです。
私も、リフォームの同行営業でお客様のご自宅を訪問することがありますが、『そろそろ家を直そうと考えているけど、増税前にリフォームをした方がいいのかな?』というお声を聞く事があります。
確かに、大規模なリフォームをした場合、2%増税の影響は少なくありません。
しかし、政府も増税後のリフォーム需要の落ち込みを警戒して、先日、“次世代住宅ポイント制度” を発表しました。
これは、2019年10月以降の引渡しとなった特定のリフォームに対して、様々な商品と交換できるポイントを発行する制度です。
近年導入されてきたポイント制度と比較をすると、今回は、申請が簡単でポイントの付与率も高いと思います。
このポイント制度の特徴としては、断熱改修やバリアフリー工事に加えて、“家事負担軽減設備”だけでもポイントが付与される事が挙げられます。
家事負担軽減設備には、「ガスコンロ (12,000P)」「レンジフード (9,000P)」「宅配ボックス(10,000P)」「食洗器(18,000P)」などが含まれ、合計ポイント数が20,000ポイント以上になれば、ポイントの申請が可能となります。(最大30万ポイント)
これらのポイントは断熱改修やバリアフリー工事とも合算できるので、1ポイント=1円と考えると、増税後にリフォームをした方がお得になる場合もあります。
このように、“次世代住宅ポイント制度”のメリットを説明しましたが、実際にどちらがお得になるかは、私にも分かりません・・・
「現金でなるべく安く支払う」か「ポイントで商品を交換する」という違いもあり、一概に比較はできませんが、大衆心理に流されやすい日本人の国民性を考えると、増税前にリフォームをされる方が多いかもしれませんね。
しかし、増税前にリフォームをお考えの方は、なるべく早く発注をすることをお勧めします。
特に、増税前は建設工事の駆込み需要で、あらゆる職種の施工業者さんが不足すると言われています。
落着いた状況で丁寧な施工を期待するためにも、春先のリフォームを是非ご検討下さい。
サンリンでは、お客様のお困り事を全力で解決してまいります。
どんなご要望でも、迅速・丁寧に対応して参りますので、暮らしのお困り事は当社までお気軽にご相談下さい。
諏訪支店 2019年リフォーム展示会
2019年01月21日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
昨日は1年で一番寒いと言われている“大寒”でした。
いよいよ本格的に冬の寒さが身に染みる時期になってきました。インフルエンザも流行っていますが、体調管理には十分注意して下さい。
さて、本日は1月19日(土)に開催された、諏訪支店のリフォーム展示会についてご紹介いたします。
2019年に世間の関心の高い出来事の1つとして、「消費税の増税」が挙げられると思います。
10月に実施予定の増税が、直接家計を直撃するため、増税前の消費需要が増加すると言われています。
特に、購入金額の大きくなる自動車や住宅関連の商材では、駆け込み需要が発生すると予想されています。
実際に当社のリフォームも、例年は春先にご発注いただくような水廻りの物件が、今の時期にご契約いただけるケースも増えてきました。
消費税アップのスケジュールとしては、2019年3月31日までに工事請負契約を締結すれば、10月以降の引渡しであっても、消費税は8%になります。
また、4月1日以降に工事請負契約を締結した場合は、9月中に引渡しをおこなえば、消費税は8%になります。
10月以降の引渡しになった物件は、消費税が10%になります。そのため、今年の春から夏にかけては、工事が大変混み合う事が予想されています。
特に、夏場の時期は、需要が増えた工事が繁忙期に入り、業者の手が足りなくなる可能性が高い為、出来るだけ早期のご契約をお勧め致します。(もしかしたら、9月中に終わる工期が、10月まで延期になる可能性もありますよね・・・)
安心して任せられる職人さんに、質の高い工事を依頼するためにも、できれば春先の工事が理想だと思います。
諏訪支店も今年の工事繁忙期を見越して、例年より早い1月にリフォーム展を企画して、お客様にリフォームの声掛けをおこないました。
会場のタカラスタンダード諏訪ショールームには、増税前のリフォームをご希望のお客様に沢山ご来店いただき、大賑いとなりました。
諏訪支店の社員が、全員体制の接客でお客様のご要望をしっかりお聞きして、最適な提案をしました。
お客様は、タカラスタンダードの丈夫なホーローキッチンや浴槽をご覧になり、沢山のご注文をいただきました。
ご来店いただいたお客様、この度は本当にありがとうございました。
これから私達が、お客様のリフォームの夢を叶えるために、全力でサポートをして参ります。
増税前にリフォームをお考えのお客様は、ぜひ当社にお問合せ下さい。
消費税増税のスケジュールも含めて、お客様の不安を解決するお手伝いを致します。
キッチンリフォーム施工事例
2018年12月17日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。 リフォーム部の溝口です。
2018年も残り僅かとなってきました。アッという間の1年でしたが、皆さんにとってはどんな年だったでしょうか?
さて、本日は大北支店が施工をしたキッチンリフォームの施工事例をご紹介いたします。
今回のお客様である大町市のM様は、長年、古くなり使い勝手が悪いキッチンと、居間の寒さに悩まれていました。
そこで、「広くて快適なキッチンの空間が欲しい」とのご要望を当社の大北支店にいただき、担当の稲葉社員がプランを作成しました。
稲葉社員は、6畳のキッチンと10畳の居間を仕切っていた壁を撤去して、広いLDKの空間を計画しました。
LDKの壁面が減るため、耐震強度が落ちないように梁補強をする設計にしました。
その空間に「奥様が家族と会話をしながら料理ができるように」と、タカラスタンダードの対面キッチンを配置しました。
対面キッチンは、奥様が動線を気にせずお使いいただけように、“アイランド型” を採用しました。
通常の対面キッチンは、キッチンの片側が壁に固定されていますが、アイランド型のキッチンは、「島」という言葉の通り、壁から離れた空間に独立して設置をするキッチンのことを言います。
広々としたスペースがないと設置が難しい為、滅多に採用される事がありませんが、今回はM様のご要望と条件がピッタリと合い、アイランド型キッチンを採用することになりました。
今までは、奥様が家族に背を向けて料理をしていましたが、アイランド型キッチンを導入することで、家族と話したり、テレビを観ながら料理ができるようになりました。
また、調理スペースが広く、開放的な空間ができるため、複数人が行き来できる動線ができ、娘さんやお孫さんと一緒に料理を楽しむ事も可能となります。
M様の住宅は今までは住宅に断熱材が入っていなかったので、冬になると床から底冷えをして本当に寒かったそうです。
そこで、今回はLDKになる空間を解体して、床構造から造り直し、壁・床・天井には全て断熱材を充填しました。
さらに、稲葉社員の提案で、真冬でも足元からポカポカ暖かくなるように、温水式の床暖房を敷設しました。
温水式の床暖房は、ガスの熱源機で約40℃に暖めた温水を循環させる暖房システムです。
室内で直接火を燃焼をさせる訳ではないので、空気も綺麗でお年寄りやお子様でも安心してご使用いただける当社イチオシの暖房です!
↓
私も自宅でガス温水式床暖房を利用していますが、足元が暖かいと冬でも本当に気持ちいいですし、お湯を一定温度に保ちながら運転するので、意外とガス代も掛りません。
欠点は、コタツと一緒で、気持ち良すぎて段々と眠くなってしまう事くらいです。(^_^;)
M様も床暖房に大満足いただき、暖かいLDKで快適に過されているとの事です。
2ヶ月間に渡るリフォームも無事に完工となり、温かく、スタイリッシュで、広々とした『魅せるキッチン』が完成しました。
↓
M様からは、『サンリンさんのお陰で、憧れのアイランド型キッチンが設置できて、長年の夢が叶いました。担当の稲葉さんには一生懸命に対応していただき、感謝しています。』と、大変嬉しいコメントをいただきました。
M様、この度は本当にありがとうございました!
寒い長野県のリフォームは、髙い断熱性能と快適な暖房設備を併せて施工する事が重要になります。
地域に密着して、長野県の風土を知り尽したサンリンは、お客様に最適なエネルギーを含めたリフォームのご提案をいたします。
住宅リフォームは、ぜひ当社にお任せ下さい!
営業ロールプレイング
2018年07月12日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
この度の大雨により、被害を受けられた皆さま、および関係者の皆さまに謹んでお見舞い申し上げます。
また、被災された地域の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
本日は当社が経営方針で掲げている"人材育成"の一環としておこなっている「営業ロールプレイング」についてご紹介いたします。
商品の販売・サービスの提供で成り立っている当社にとって、営業社員のマナーやセールストークの質は業績に大きな影響を与えます。
そのため、ロールプレイングにより、正しい営業スキルやビジネスマナーを身につけ、商談のステップを前進させる手法を共有化することは、会社にとって大きな財産となります。
また、世の中で労働の生産性向上や働き方改革がキーワードとなっている中で、同じ訪問をしてもより成果の高い営業ができる[営業の効率化]を目指すこともロープレの目的の一つになっています。
その為、当社では実際の商談の場面をイメージして、各店で営業力を鍛えるロールプレイングを実践しています。
朝や夕方の空いた時間に、数人で構成されたチームが集まり、営業マン役・お客様役・観察者役に分かれて、応酬話法の練習をおこないます。
ロープレの10分間の時間の中で、『どれだけお客様の生活の困り事や要望を引き出せるか』をテーマに、お客様が気持ち良く話していただける “あいづち” や “心情理解” のセリフを使い、ヒアリングをおこないます。
営業と聞くと、ついつい『自分が売りたい商品のアピール』をイメージしがちですが、最も大切なスキルは【お客様との信頼関係を築き、その上でお客様が抱えている問題点をしっかり聞きだす力】です。
そのため、当社のロープレでは営業マン役の社員が、お客様のご不満や憧れの生活をヒアリングして、その解決策を提示する練習に重点をおいています。
このヒアリングの技術がなかなか難しく、お客様の生活の背景を考えながら、「お客様が何を重視」して「何を望んでいるのか」を考えながらじっくりと聞き取りをしないと、お客様がやりたいリフォームの提案をする事ができません。
当社ではお客様役が事前に作成した【ニーズのフローチャート】を使いながら、問題ヒアリング → 深堀ヒアリング → 要望ヒアリングの順に、お客様の最終的な要望を理解する練習を繰返し行っています。
10分間のロープレが終わると、観察者役の社員が「良かった点」と「改善点」を営業マン役に伝えます。
ロープレに於いては、この観察者の指摘がとても重要になります。
私達は普段、自分が営業をしている姿を客観的に見る事はできません。
恐らく殆どの営業の方は『自分はいい営業してる』という自負があると思います。(その自負はとても大事ですが)
しかし、自分が出来ていると感じているその営業スタイルが、実はあまりお客様に伝わっていなかったり、勘違いをしている場合もあります。
この勘違いは第三者に指摘してもらうしかありませんが、当然、実際の営業の場面でお客様が営業マンにそんな事を教えてくれません。
お客様は「この人言葉遣いが出来てないな・・・」「この人の態度では商品買いたくないな・・・」と思っても、それを営業マンに伝える事はなく、営業マンは“失注”という形だけで商談の結果を知ることになります。
そのため、ロープレでは観察者役が、客観的な意見を営業マン役に伝える事が重要になります。
若い社員が上司にはなかなか指摘をし辛い事もあると思いますが、当社では必ず修正点を伝えるようにしています。
この観察者役は女性社員や新入社員が担当する事もありますが、新入社員が凄く的をついたことを言ったり、女性目線での素晴らしいアドバイスを聞けることも大きなメリットです。
私もロープレで初めて自分の営業スタイルに対する指摘を聞いた時は、『自分では完璧だと思っていたけど、他の人の目にはそう映っていたんだ・・・・』とショックを受け、プライドが傷つきました。
しかし、人は傷ついた時ほど、その指摘を強く意識するため、結果、営業スタイルの改善に繋げる事ができました。
また、観察者役も、営業成績優秀者のロープレを見ることで、「こんなにゆっくり丁寧に話しているんだ」「このヒアリング真似してみよう」・・・などと、勉強をしながら自分のセールストークの幅を広げる事ができます。
最近当社では、入社して3ヶ月ほどの新入社員が、ロープレの話法をそのまま現場で実践をしたところ、大型リフォームを成約することができました。
これもロープレにより、営業の正しいスキルを身に付け、その手法を共有化できた成果だと思います。
私が新入社員の頃は、「商品の知識を少しづつ覚えて、自分の営業スタイルを見つけていこうよ」と先輩から言われ、私の経験則や力量に任せた営業をおこない、数年間は全く結果がでませんでした・・・・
当時は時代ものんびりしていたので、それで良かったと思いますが、最近はどの企業も人手不足で社員一人一人の生産性を上げる為にも、ロープレによる営業手法の共有化は重要かもしれません。
当社では今後もお客様のお役に立てる社員の育成を目指し、積極的な人材育成に努めてまいります。
各店で練習している営業ロールプレイングは、9月のスキルアップコンテストでその成果を発表します。
半年間練習してきたロープレの成果が今から楽しみです!
2018年 イナガス支店リフォーム展
2018年07月04日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
楽しみにしていたW杯の決勝トーナメントで惜しくも日本が負けてしまい、月曜日は抜け殻のようになっていました・・・
後半の開始早々に2点を先制した時は「これは勝った!」と興奮しましたが、ベルギーの方が一枚上手でしたね。
前回のブログでも書きましたが、“勝利”という目標に向かって、全員で守備の高い意識を持ち、ヘトヘトに疲れてもプレスをかけ続ける選手の姿には負けても多くの感動をもらいました!
さて、本日は6月23日(土)・24日(日)にイナガス支店が開催した≪リフォーム展≫の様子をご紹介致します。
毎年恒例となったイナガス支店のリフォーム展ですが、今年も伊那市の「きたっせ」を会場にお借りしてお客様をお迎えしました。
会場にはパナソニック・タカラスタンダード・リンナイ・ノーリツ・LIXIL・TOTO・クリナップの各メーカーさんにご協賛いただき、キッチンやユニットバスなど多くの商品が展示されています。
きたっせの会場がまるで、どこかのメーカーのショールームのように煌びやかになっています!
企画をして、会場準備をした担当社員は大変だったと思いますし、本当に頭が下がります。
実際に前日はかなり遅い時間まで会場の設営をしていたそうです。
上伊那地区にはメーカーのショールームが無いため、お客様もこの日を楽しみにご来場いただいています。
お客様にはリフォーム商材やイナガス支店の社員が作った施工事例パネルをじっくりとご覧になっていただきました。
2日間でリフォームだけの展示会とは思えないほど、たくさんのお客様にご来場いただきました。
両日ともにお昼前にはお客様で会場は埋め尽くされ、接客スペースが足りなくなる程の賑いでした!
展示会責任者の福澤社員は「できるだけ多くのお客様にご来場いただき、お客様のリフォームの夢を聞かせて頂きたい!」という想いを持ち、事前に全社員がチラシを手配りでお客様にお渡しして、展示会への勧誘をしたそうです。
そんな福澤社員の想いと目標に向かって社員一丸となった取組みが、リフォーム展示会の成功に繋がったのだと思います。
【多くの来場】という目標から逆算して、『どうすればお客様に来ていただけるのか?』という問いかけを繰返し、“様々なメーカーの商品が揃った魅力的な会場” “当社の施工事例のアピール” “お客様への来場プレゼント” “手配りでの集客” という具体的な方針を打ち出し、実行をした結果が表われました。
そんなイナガス支店のリフォーム展の成功を見て、少し考えた事があります・・・
それはサッカーW杯の日本代表を率いた西野監督の事です。
「たぶん3連敗するだろう・・・」と言われていた日本代表が、西野監督が就任してたった2ヶ月で決勝トーナメントに進めるチームになった背景には、やはり西野監督のマネジメント力が大きかったと思います。
西野監督はマネジメントのポリシーとして、チーム内での “目標の共有” を最も重要視しているそうです。
全員が目標を共有できれば、あとは最低限の約束事を決めて、その目標に向かった取組みをひたすら続けるそうです。
この “続ける力” も非常に大切で、一度決めた目標は絶対に信念を曲げずに、最後までやり通すそうです。
今回のW杯の予選トーナメントでの日本 v sポーランド戦で、西野監督の決断 (終了間際の自陣でのパス回し) には賛否両論が巻き起こりました。
しかし、西野監督はチームが掲げた<決勝トーナメント進出>という非常に困難な目標を達成するために、強烈なプレッシャーの中で全てを振り切った決断をしました。(勿論、監督の信念に反する思いもあったことでしょう)
『本意ではないが、目標を達成するために他力を利用した』と西野監督は試合後にコメントをしていましたが、一歩間違えば失うものが大きい決断でした。
それでも、<決勝トーナメント進出>を掴みとるために、その信念を曲げずに批判覚悟で下した決断力により、チームは目標達成を実現しました。
個人的には、この西野監督のブレない、“目標達成のためには出来ることを全てやる” いう考えには、結果を抜きにしても拍手を送りたいですし、勝負事の観点から見ても十分に楽しませてもらいました。
今回のイナガス支店の展示会も 『お客様にご来場いただくにはどうすれば良いのか?』というテーマに対して、社員全員で目標達成のために素晴らしいアプローチをおこなった結果だと思います。
毎年同じような展示会を開催していると、何となく マンネリ感 や やらされている感 が起る事があります。
しかし、目標に徹底して拘れば、様々な取組みのアイデアが生まれ、チーム全体で取組む雰囲気が出来上がってきます。
今回の日本代表の試合や西野監督のマネジメントからは、そんな事を考えるきっかけを貰いました。
イナガス支店のリフォーム展にご来場いただいたお客様、この度は本当にありがとうございました。
私達はこれからもお客様に最適なリフォームをご提案して、快適な暮らしのお手伝いを致します。
これから、各店では秋の感謝祭に向けての準備を始めます。
こちらもお得な商品と楽しいイベントをご用意してお待ちしていますので、ぜひ、御来場ください!
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