「生活関連」の記事
ピューウォーター
2017年02月03日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
気が付けばあっという間に2月です。まだまだ寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
少し暖かった日の朝、本社のある山形村に綺麗な虹がかかっていたので、社屋4階から写真を撮りました。

アイシティ21の周辺から虹がかかっていました
さて、本日は当社で販売している“水”の話題をお伝えします。
『サンリンが水を売っているの!?』 と驚かれる方も多いと思いますが、当社では株式会社ミツウロコビバレッジが製造した“PUWATER(ピューウォーター)”という商品名のミネラルウォーターを販売しています。
PUWATER(ピューウォーター)の語源は“PURE”WATERからとっていて、その名の通り綺麗に澄んだナチュラルミネラルウォーターです。
種類は500mLのタイプと2Lのタイプをご用意しています。
実はこのPUWATER、容量により株式会社ミツウロコビバレッジの岐阜養老工場と山中湖工場の2つの工場で製造されています。
そのため、それぞれの産地により水質と成分が異なっています。
500mLのタイプは富士山麗の空気と水がきれいな高地にある、ミツウロコビバレッジ山中湖工場で採水しています。
水質は硬度32mg/Lの軟水で飲みやすく、近年注目されているミネラル成分の“パナジウム”が多く含まれています。
バナジウムが含まれている食材には貝類・エビ・カニ・パセリ・マッシュルームなどがありますが、飲料水から摂取すると、より効率よく吸収する事ができるようです。

500mLは富士山麗 ・ 2Lは養老山地から採水されています
2Lのタイプは岐阜県養老山地のふもとにあるミツウロコビバレッジ岐阜養老工場から採水された天然水です。
水質は硬度19mg/Lの超軟水で、赤ちゃんでも安心して飲むことができまます。
採水地の近くには日本名水百選にも選ばれている養老の滝もあり、奈良時代から美味しい水の産地として知られています。
それぞれ成分や口当りも違うので、好みに合わせてお飲みください。
どちらの水も厳しい品質管理の中で、採水地の工場で外気に触れる事なく新鮮さをパックしています。
そのため、現地そのままの美味しい水を飲むことができるのです♫
私も毎日飲んでいますが、PUWATERのまろやかで口当たりの良い味に慣れてしまい、水道水が飲めなくなってきました。
特に、朝起きて冷蔵庫で冷やしたPUWATERをゴクゴク飲むと、体中に綺麗な水が染み渡り、「今日も1日頑張ろう!」 と元気がみなぎってきます。 (あくまで私個人の感想です。)
カルシウムやマグネシウムなどの成分が多い硬水も人気はありますが、どうしても口当たりが重く、癖のある味が苦手という方も多いと思います。

株式会社ミツウロコビバレッジの山中湖工場(左)と岐阜養老工場(右)です
軟水のPUWATERなら日本人に馴染みが深く、毎日飲んでも飽きない味になっていますし、料理に使うとより美味しい仕上がりになります。
特に硬度19mg/Lの超軟水の2Lタイプは純度が高く、コーヒーにすると香りが引立ち最高に美味しいという声も多く頂いています。
当社のお客様にもPUWATERファンの方は多く、『これ以外の水は飲めないよ』 と仰っていただき、毎月定期的にご購入いただいております。
商品をご購入いただければ、当社社員がご自宅までお届けに伺います。
PUWATERのまろやかで澄んだ味を、ぜひ一度お試し下さい。
サンリンはお客様の生活に欠かせないLPガス・灯油・ガソリン・電気・水など地域のインフラを扱う生活関連商社です。
これからも様々な事業でお客様の快適な生活と笑顔を支えてまいります。
PUWATERの販売価格・ご注文はお近くの各支店までお気軽にお問合せ下さい。
氷彫フェスティバル2017
2017年01月27日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんちにちは。リフォーム部の溝口です。
気が付けば1月も残り僅かとなりました。
毎日寒い日が続いていますが、本日はさらにヒンヤリする話題をお伝えします。
少し前のブログでもお伝えしたように、松本城公園において、1月19日(木)~22日(日)に “氷彫フェスティバル2017” が開催されました。
この氷彫フェスティバルの目玉イベントである全国氷彫コンクールには『サンリンI&F』で製造された氷が使用されています。

松本駅前広場でも告知されていました。 “サンリンI&F”の看板がでています。
この日のためにサンリンI&Fでは工場をフル稼働させて、270本の氷柱を製造し、会場に搬入します。
私も会場で準備からコンクールまでの様子を見てまいりましたので、その内容をご紹介いたします!

社員が氷のハサミを使って氷柱を運びます
サンリンI&Fによる氷の納品はコンテスト前日の昼すぎから社員総出でおこなわれました。
10tトラックで氷柱270本を3回に分けて搬入します。搬入された氷柱は社員がフォークリフトに積込み、コンクール参加者の元に届けられます。
これがかなりの重労働で、トラックと会場内を何度も何度もフォークリフトで往復します。

氷柱を積み上げて下絵を描きます
私も氷柱を手で動かそうとしましたが、1本135kgもある氷はビクともしません。 (>_<)
しかし、サンリンI&Fの社員は慣れた手つきで、「氷のハサミ」と呼ばれる先が尖った専用の道具を使い、氷柱をどんどん積込んでいきます。

下書きをした氷を細かく削っていきます
コンクール作品の材料となる大事な氷なので、割ったりしないように慎重に扱うため、肉体的にも精神的にもとても疲れるそうです。
今回、氷の搬入に参加した山本社員は、全ての氷柱が参加者に届けられた夕方にはヘトヘトになっていました。
一心不乱に搬入を終え、次の日は筋肉痛で動けなかったそうです。本当にお疲れ様でした。

何を作っているか分かりますか? この氷の塊が松本山雅のエンブレムになります
氷像の制作はコンテスト前日の17:30~5:30まで12時間、夜を徹しておこなわれます。
実はコンクール形式のコンテストは今年が最後となります。
そのため、県内外やアメリカからも氷彫刻家の皆さんが集まり、近年では最多の18チームが参加しました。

ちょっと怖いですが、女神像の手足のパーツです
会場には作品を楽しみに来場した見学者も多く訪れて、松本城のお堀のまわりに設けられたブースは多くの人で溢れかえっていました。

夜も更けましたが、多くの見学者で大賑いです
私も制作の過程を見るのは今回が初めてで、『氷像はどうやって作られるんだろう?』 と楽しみに見学をしました。
まずはサンリンI&Fで製造された氷柱を最大15本まで重ね合わせ、仕上がりの下絵を氷に書込みます。

先程の手足を接着させました!
その後、チェーンソー等を使って氷を削りながら作品を作り上げていきます。
慎重に削るイメージを持っていましたが、参加者の皆さんは大胆に慣れた手つきでガツガツと氷を削っていきます。
作品の足元には大きな氷の塊が転がり、開始から3時間程で、あっという間に全体のイメージがわかる氷像が出来上がりました。
この段階で、「これは魚かな? こっちは鳥かな?」 と完成形が想像ができる様になります。
しかし、ここから大変な作業が始まります。
電動サンダーなどを使用して、細かい部分の輪郭や模様を作っていきます。
例えば、女神の手や足などはパーツ単位で制作されて、後で合体して女神の全体像を構築していきます。
寒さが厳しい松本では氷と氷の接着は比較的簡単にできるそうです。
パーツが組合わさり、だんだんと作品が仕上げられる様子はとても面白く、貴重な体験ができました♫

松本山雅のエンブレムです
そして、-6℃の寒さの中で、夜を徹して繊細な作業をする様子は、作り手の熱意やプライドが感じられて本当に感動をしました。
朝の4時30分になり、残り時間1時間のアナウンスがされると、制作ブースに緊張が走ります。
「本当に間に合うのか!」 と私もドキドキしながら見守っていました。
終了時間が近づくと、仕上げの作業になります。
削った氷の粉をブロワ―で吹き飛ばし、バーナーで炙ります。こうする事で白かった氷の透明度が一気に増していきます!
終了時間の5時30分になると、殆どのチームが作品を完成させて、会場は色とりどりの照明によりライトアップされました。
国宝松本城を背景に、美しい氷の彫刻が映し出される様子はとても幻想的で、寒い中、見学をして本当に良かったと思えるものでした。
これらの彫刻が半日前にはサンリンI&Fの氷柱だった事が信じられません!
美しく作り上げられた氷の彫刻は宝石のようにキラキラ輝き、数時間後には融けてなくなるという、永らえない寂しさも手伝い1人で感動してしまいました。
徹夜で頑張っていただいた彫刻家の皆さん、本当にお疲れ様でした!
展示された氷像作品は一般審査により、入賞作品が決まりました。
金賞の作品はこちらになります!

金賞の神奈川県のチームによる作品です。 (寒さで手が震えてブレてしまいました・・・)
1991年から続く、この素晴らしいコンテストが今年で最後という事はとても残念ですが、氷彫フェスティバル自体は来年以降も続くそうなので、また次回の開催を楽しみにしたいと思います。
今回のコンテストでサンリンI&Fが納品した氷は、北アルプスの雪解け水を使用しているため、綺麗に澄んでいて、氷彫刻家の皆さんの評判も上々だったようです♫
松本市にある工場では、この信州の自然水から作られた氷柱を機械で粉砕して、かち割り氷として販売しています。
県内のスーパーなどで、 “純氷アルプスアイス” の商品名で販売されているので、ぜひお試しください。
氷彫フェスティバルのご案内
2017年01月10日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
中南信地区は今年初の積雪となりました。路面の凍結等には十分注意して下さいね。
本日はイベントのご紹介をいたします。
1月19日(木)~22日(日)まで松本城にて“氷彫フェスティバル”が開催されます。
このイベントは国内・海外から氷彫刻家の職人さんが集まり、寒い中夜を徹して氷で彫刻を制作して腕を競うというものです。
松本城の冬の名物イベントとして長く続いているこの氷彫フェスティバルですが、実はコンテスト等で使用される氷は『サンリンI&F』で製造された商品が使われています。
この一大イベントのために、制作する日の夕方から社員総動員で大型トラックにて氷を搬入します。
(約600本の氷柱が使用されます!)
また、氷彫以外にも子供に人気の氷の滑り台も『サンリンI&F』が用意した氷が使用されます。
氷彫は1月22日(日)の5:30~16:00まで展示されるので、興味がある方はぜひご覧になって下さい。
実は氷彫の出来ばえを競うコンテスト形式は今年で最後になります。
氷彫刻家の職人さんも気合が入っていますし、松本城をバックに展示される美しい彫刻は一見の価値があります♪
フェスティバルの準備や当日の様子は後日このブログでもご紹介します。
富山支社
2016年12月12日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
今朝は冷え込みましたね。朝起きて布団からでるのが辛い季節になってきました。
本日は富山支社のご紹介をいたします。
当社はグループ内の組織再編により、10月1日から子会社の“富山サンリン株式会社”を吸収合併して『サンリン株式会社富山支社』として新しいスタートをきりました。
富山支社は富山県富山市婦中町に拠点を構える当社初の県外営業所です。
先日、私も初めて富山支社に行って参りましたので、写真と一緒にご紹介いたします。
山形村の本社から158号線を上高地方面に進み、安房トンネルを抜けて岐阜県高山市を通過すると富山県に到着します。
走行距離は120㎞程ですが、険しい峠道を走るため、休憩も挟み到着まで2時間45分ほどの時間がかかりました。
ちなみに、最近開通した北陸新幹線なら東京⇔富山間(391㎞)は最短で2時間8分で行き来できるそうです!長野県からは近くて遠い富山県ですね・・・
あらためて富山支社との遠い距離を実感しましたが、この日は天気も良く、道中は富山平野から望む立山連峰の素晴らしい眺めを楽しむ事もできました。

富山支社から望む立山連峰です。
標高が低い場所から南に望む日本百名山の剱岳などは、長野県から眺める山々とは違った美しさや風格があります。
また、富山市の北側にはホタルイカの群泳や蜃気楼の見える海岸で有名な富山湾があります。
新鮮で豊富な海産物がたくさん水揚げされ、獲れたてで新鮮な魚介類を食べることができます。
海がない長野県に住む私達から見ると本当に羨ましいかぎりです。
富山支社は富山市中心部から南に7キロほど先の神通川沿いの工業団地の中にあり、川の対岸には「富山きときと空港」があります。
富山きときと空港は日本で唯一の河川敷沿いにある空港で、韓国や台湾への国際便も発着しています!
ちなみに“きときと”とは富山弁で「新鮮な」という意味だそうです。方言を愛称に使うなんて珍しい空港ですよね。
富山支社は富山市を中心とした地域にLPガスや灯油の供給や住宅リフォーム等の業務をおこなっています。
盛田支社長をはじめとする総勢12名の社員が、お客様の生活を豊かにするために日々奮闘しています。
若手からベテランまで、明るく経験豊かな社員が多く、皆で協力しながら仕事をこなしています。
事務所で聞いた社員同士の会話では長野県では耳にしない方言も聞こえました。
『これ使っていいが?』
『つかえんちゃ。』 皆さんは分りますか?
『これ使っていいの?』
『いいよ。』 という意味です。
『つかえん』 = 『差し支えない』 という意味ですが、私達は逆の意味だと勘違いしてしまいます。
長野県にも独特の方言がたくさんありますが、地方によって異なる方言って面白いですよね♪
語尾に『~ちゃ』がつく言い方も可愛いです。
某テレビ番組で『男性がキュンとする女性の方言ランキング』で富山弁が京都弁に次いで2位にランクインしていました!
そんな風に言葉や文化も異なる富山支社ですが、サンリングループとしてお客様を想う気持ちは同じです。
これからも地域に根ざした会社として、お客様に寄り添った存在を目指して、富山の皆様に快適な生活をご提案してまいります。
生活に関する困りごとは何でもご相談ください。
富山県の皆様、今後ともサンリン株式会社富山支社をどうぞ宜しくお願いいたします。
ずっと食べたいと思っていた “富山ブラックラーメン” を食べました。
その名の通り、醤油味の真っ黒なスープが特徴的なラーメンです。
『見た目が黒いだけで、そんなに濃い味ではないだろう・・・』 と思い食べましたが、本当にしょっぱかったです!
衝撃的なしょっぱさでしたが、貴重な体験ができました。地元の方はライスと生玉子を一緒に頼み、すき焼き風にして食べるそうです。
何度か食べるとこの味が癖になるそうなので、皆さんも富山を訪れた際にはぜひお試し下さい。 (^.^)
直江津工場
2016年12月08日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
12月になり寒さも厳しくなってきましたね。
本日は新潟県上越市にある直江津工場のご紹介をいたします。
直江津は上越市北部の関川河口付近に所在する地域で、1971年に高田市と直江津市が合併して上越市となりました。
近くには化学メーカーや金属加工メーカーなどの工業地帯が広がり、産業は製造業が盛んな地域です。
また、湾岸地域には火力発電所や石油プラントが建設され、エネルギー湾港としての需要が高まっています。

直江津港
観光では遠浅な浜辺で波が穏やかな海水浴場があり、夏場には長野県からも多くの海水浴客が集まります。
直江津工場のすぐ近くには直江津港に注ぎ込む保倉川が流れていて、海洋レジャー用のボートを維持・管理している“マリーナ上越”があります。

マリーナ上越
ここには約350隻のボートが保管されていて、海洋レジャーの拠点として使用されています。
海がない県民の憧れかもしれませんが、ボートの所有者には長野県人が多いとのことです。
直江津工場の歴史は古く、煉炭・豆炭の製造工場として、昭和41年に開設されました。
ベトナム等から輸入した原料炭を粉砕して、材料を配合、成形、乾燥させる製造工程で煉炭・豆炭が完成します。

豆炭を成形するタイヤです。

煉炭の輪転機です。
昔は物凄い熱さの中、煉炭・豆炭は手作業により製造されていました。
繁忙期には1・2年目の社員が直江津工場に応援に行き、商品の製造や運搬などの手伝いをしていたそうですが、現在ではオートマッチク化された製造ラインにより、人の手をほとんど使わずに製品が出荷されています。

乾燥された豆炭が運ばれてきます。
直江津工場で製造された煉炭・豆炭は全国トップのシェアを誇り、県内でも量販店やホームセンターで販売されている商品のほとんどは直江津工場で製造された煉炭・豆炭が販売されています。

自動包装機です。

ロボットで荷積みをしています。
煉炭の上部や豆炭の包装袋には直江津工場で製造された証である「ミツウロコマーク」が入っていますので、ご購入の際にはぜひお確かめ下さい。

煉炭用の「押し型」です。
また、直江津工場ではマッチや着火用ライターで簡単に点火できる点火炭も製造しています。
点火炭があればガスコンロで直接豆炭を熱する手間もなく、安全に火起こしができます。

点火炭(豆炭用)
バーベキュー用のタイプもありますので、ホームセンター等で見かけた際にはぜひお試しください。

点火炭(バーベキュー用)
直江津工場では高橋工場長をはじめとする総勢13名の社員が、皆様に高品質の商品をお届けするために日々奮闘しております。
長野県内でも電気やガスを使わない経済的な暖房機器として、豆炭アンカや豆炭こたつは根強い人気があります。
また、長く保存がきくため、地震などの災害のための備蓄用としても最適です。
当社では今後とも直江津工場で製造された煉炭・豆炭・点火炭を皆様にご愛顧いただけるように、品質管理の徹底に努めてまいります。
ブログ100記事達成
2016年12月01日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
昨年の12月から始まった当社のブログですが、ついに記事数が100に到達しました!
ブログを始めて1年経ちますが、いつもご愛読いただいている皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
展示会でお会いしたお客様から『ブログ読んでるよ』という暖かい言葉をいただいた時は本当に嬉しく思いました。
これからも 「豊かな暮らしのパートナーとして皆様の生活や地域社会の発展に貢献する会社」 の実現に向けて、当社の取組みやお役に立てる情報を発信してまいります。
さて、本日は昨年12月9日からスタートした当ブログの記念すべき100回目の記事ということで、当社の歴史の一端を担ってきた『道具』のお話しを皆さんにお伝えします。
本社の正面玄関東側には写真のようなモニュメントがあります。
直径1.2mほどある石のローラーが2つ繋がったこのモニュメントは『フレットミル』と呼ばれれ、煉炭・豆炭の原料の石炭石を粉砕して煉るための道具です。
敷地内にあるフレットミルは実際に当社の直江津工場(新潟県上越市)で昭和41年から28年間稼働していたものです。
創立以来製造してきた豆炭・煉炭の歴史と当社の伝統を社内外に伝えるために平成12年に設置されました。

新潟県上越市 直江津工場
現在でも同工場において、2代目のフレットミルが現役で稼働しています。
石と石がぶつかり合うため、摩耗を防止するために円形の粉砕盤には鉄板が巻かれています。

稼働中の2代目フレットミルです
直江津工場では朝6時すぎから夕方までフレットミルを回転させて石炭石を粉砕します。
もの凄く大きな音が工場内に響く中で煉炭・豆炭が製造される様子は大迫力で一見の価値があります。
この当社の原点ともいえるフレットミルのモニュメントを見ると、昭和9年12月19日にサンリン株式会社が設立してから今日までの歴史の重みを感じます。
私達はこれからも創立時の精神を忘れることなく、より一層地域の皆様のお役に立てる会社を目指してまいります。
社内防災訓練
2016年11月21日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
本日は11月16日に本社で実施をした防災訓練の様子をご紹介いたします。
大地震の発生が必然とされている現在、事前に起こりえる災害を想定して、防災訓練を実施することはとても大切な事です。
その為、当社でも災害時に混乱やパニックを起こさずに、社員が安全に避難できるように毎年防災訓練を実施しています。
今年は1階の喫煙室から火災が発生したというシナリオで訓練をおこないました。
最初に非常ベルが鳴り響き、放送担当の青柳社員による館内放送が流れます。
『訓練火災、訓練火災、1階喫煙室で火災が発生した模様。消火班は直ぐに初期消火に向かって下さい。』
訓練とはいえ、実際に非常ベルが鳴り、館内放送が聞こえると緊張が走ります!
この館内放送により消火班が火災現場に向い、疑似的に初期消火を実践しました。

消火班が消防署へ連絡をします。
消防署への通報の後、総括者により各階社員を避難誘導させる指示がでます。
再び避難放送が流れ、社員は各階責任者の先導により通用口玄関を通り避難をしました。

屋内消火栓の使用方法についての説明を受けました。
避難後には安全な屋外スペースで安否確認をおこない、無事、全員の避難を確認しました。
今回は訓練でしたが、職場の避難経路を確認して、焦らずに落ち着いた行動をとる事の難しさを改めて実感しました。
その後、消防署の講師の方から消火器の取扱方法をご指導いただきました。
用意していただいた訓練用水消火器を使用して、実際に消火体験をしました。
参加した社員は皆、落ち着いて消火器の安全ピンを抜き、放水をおこなう事ができました。
緊急時には自分が持っている知識だけでは混乱をしてしまい、正しい行動がとれない事もあります。
消火器も使い方を知っているだけではなく、実際に体験する事がいざという時に役立つと感じました。
ご指導いただいた消防署の皆様、この度は分かりやすく丁寧に教えていただき、ありがとうございました!
今回の避難訓練により私自身も、災害時にいかに適切な行動がとれるかを学ぶ良いきっかけになりました。
自分自身がいつ災害にあってもおかしくない状況の中で、今後も積極的に訓練に参加して、防災意識を高めたいと思います。
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