サンリングループスタッフブログ

お客様の様々な「生活」をサポートするサンリンスタッフの生の声をお伝えしていきます。

「2022年1月」の記事

氷彫フェスティバル2022

2022年01月24日:機器・リフォーム部 溝口

皆さん、こんちにちは。

新年がスタートして正月を迎えたばかりでいましたが、気が付けば1月も残り僅かとなりました。

毎日寒い日が続いていますが、本日はさらにヒンヤリする話題をお伝えします。

厳寒期の松本市を氷の彫刻で彩る “氷彫フェスティバル2022”が 、1月21日(金)~23日(日)に開催されました。

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新型コロナウィルスの影響で、2年振りの開催となりましたが、感染症対策をとりながら、期間・会場を分散し市内各地で美しい氷彫が展示をされました。

今年は密集を避けるように、会場を “駅前広場” “花時計公園” “桝形跡広場” “松本城公園” の4会場に分け、氷彫を展示して市民の目を楽しませていました。

 

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花時計公園では若手彫刻家がその腕を競い、メイン会場の松本城公園では全国からトップレベルの11チームが集まり高いレベルでしのぎを削る “チャンピオンシップ” が開催されます。

この氷彫フェスティバルの目玉イベントである全国氷彫コンクールには『サンリンI&F』で製造された氷が使用されています。

氷の彫刻には氷柱の精度の高さや透明度が求められますが、北アルプスの地下水を使ったサンリンI&Fの氷は、大きさが均一で綺麗に澄んでいて、毎年好評をいただいております。

 

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この日のためにサンリンI&Fでは、工場をフル稼働させて約400本の氷柱を製造し、会場に搬入します。

サンリンI&Fによる氷の納品は、コンテスト前日の昼すぎから社員総出でおこなわれました。

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10tトラックで氷柱を3回に分けて搬入します。

搬入された氷柱は社員がフォークリフトに積込み、コンクール参加者の元に届けられます。

1本135㎏もある氷を動かすのはかなりの重労働で、トラックと会場内を何度も何度もフォークリフトで往復します。

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サンリンI&Fの社員は慣れた手つきで、「氷のハサミ」と呼ばれる先が尖った専用の道具を使い、氷柱をどんどん積込んでいきます。

コンクール作品の材料となる大事な氷なので、割ったりしないように慎重に扱うため、肉体的にも精神的にもとても疲れるそうです。

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制作の過程ですが、サンリンI&Fで製造された氷柱を最大15本まで重ね合わせ、仕上がりの下絵を氷に書込みます。

その後、チェーンソー等を使って氷を削りながら作品を作り上げていきます。

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慎重に削るイメージを持っていましたが、参加者の皆さんは大胆に慣れた手つきでガツガツと氷を削っていきます。

作品の足元には大きな氷の塊が転がり、開始から3時間程で、あっという間に全体のイメージがわかる氷像が出来上がりました。

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しかし、ここから大変な作業が始まります。

電動サンダーなどを使用して、細かい部分の輪郭や模様を作っていきます。

パーツが組合わさり、だんだんと作品が仕上げられる様子はとても面白く、見応えがあります!

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-10℃近いの寒さの中で、夜を徹して繊細な作業をする様子は、作り手の熱意やプライドが感じられて本当に感動をしました。

朝の4時30分になり、残り時間1時間のアナウンスがされると、制作ブースに緊張が走ります。

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終了時間が近づくと、仕上げの作業になります。

削った氷の粉をブロワ―で吹き飛ばし、バーナーで炙ります。こうする事で白かった氷の透明度が一気に増していきます!

終了時間の5時30分になると、殆どのチームが作品を完成させて、氷彫の展示が始まりました。

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国宝松本城を背景に、美しい氷の彫刻が映し出される様子はとても幻想的で、寒い中、見学をして本当に良かったと思えるものでした。

これらの彫刻が半日前にはサンリンI&Fの氷柱だった事が信じられません!

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美しく作り上げられた氷の彫刻は宝石のようにキラキラ輝き、数時間後には融けてなくなるという、永らえない寂しさも手伝い1人で感動してしまいました。

徹夜で頑張っていただいた彫刻家の皆さん、本当にお疲れ様でした!

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新型コロナウィルスの感染拡大が続く中で、明るい話題も少ない昨今ですが、彫刻家の皆さんの熱い想いをもって制作された宝石のように美しい氷の彫刻を見る事ができて、心が洗われるような気持ちになりました。

感染症対策をおこないながら、この厳寒の中でこの素晴らしいフェスティバルを運営をしていただいた事務局の皆様には本当に頭が下がる思いです。

関係者の皆様、本当にお疲れ様でした!

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展示された氷像作品は一般審査により、入賞作品が決まりました。

金賞・銀賞・銅賞の作品はこちらになります! 

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                                  金賞の [平田・藤原チーム] の作品です

 

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           銀賞の [小阪・桂木チーム] の作品です

 

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          銅賞の [木村・杉本チーム] の作品です

 

今年は新型コロナウィルスの影響により、例年よりも人手が少なく会場も少し寂しく感じてしまいましたが、氷彫フェスティバル自体は来年以降も続くそうなので、また次回の開催を楽しみにしたいと思います。

今回のコンテストでサンリンI&Fが納品した氷は、例年通り氷彫刻家の皆さんの評判も上々だったようです♫

 

安曇野市にある工場では、この信州の自然水から作られた氷柱を機械で粉砕して、長野県内のスーパーでプライベートブランドのかち割り氷として販売しています。

ぜひお試しください!

 

 

2022年 仕事初め式

2022年01月04日:機器・リフォーム部 溝口

新年明けましておめでとうございます。

2022年も当ブログを宜しくお願い致します。

皆さん、お正月は如何お過ごしでしたか?

私の住んでいる伊那は2日の朝に-13℃となり、今年は寒いお正月となりました。

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サンリングループは本日が仕事初めとなります。

当社では、毎年仕事始めの日に関係社員がサンリンホールに集まり、新年のスタートを祝います。

社員一同が決意を新たに固める式として、1年の幕開けにふさわしく厳かに執り行われます。

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初めに国家斉唱をおこない、塩原社長より年頭の挨拶がありました。

『今年はあらゆる商材で当社を選んでいただけるお客様を増やし、顧客基盤を確保しなければならない。 その為には社員一人ひとりが環境の変化を嫌って傍観することなく、変化に立ち向かう意識を強く持ち、“豊かな暮らしのお手伝い” を目標に、社員一丸となってお客様に愛される会社、他社が真似をしたくても追いつけない会社を目指すことで、サンリングループの将来は明るくなると信じている。』という塩原社長の挨拶を聞き、私も身が引き締まる思いがしました。

その後、年男と年女の決意表明をおこない、社員憲章を唱和して仕事始め式は終了となりました。

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新年を迎えましたが、未だに新型コロナウイルスは収束の見通しが立たず、その影響は私達を取巻く外部環境にも大きく波及しています。

以前と同じような生活様式に戻るにはまだまだ時間が掛かりそうですが、様々な不安や逆境を希望をもって乗り越え、先行き不透明の状況でも変化に対応できる志を持ち、力強く歩んでいきたいと思います。

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今年の干支の寅の言葉には『厳しい時期を乗り越え、伊吹が始まる新たな成長の礎を築く年』という意味があるそうです。

私も今年は気持ちを新たに『地域のお客様に求められ、喜んでいただける会社』を目指し、お客様のお役に立てることを第一に考え、自分の業務に取組みたいと思います。

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本年が皆様にとって幸の多いより良い年になりますように、心より祈念いたします。

2022年もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

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