- 社内イベント
入社2年目研修
皆さん、こんにちは。総務部の高橋です。
今年の夏は長く暑い夏でしたが、やっと秋らしい気温となってきました。
さて、本日は9月29日・30日の2日間に渡り開催した「入社2年目社員研修」の様子を紹介します。
今回は宿泊をとおした研修とし、店所を超えた社員間の親睦をはかることも目的の一つとしております。
研修1日目はバスで移動し、新潟県上越市にある当社の煉炭・豆炭製造工場"直江津工場"の見学を実施しました。
同様の工場は十数年前においては全国に10社程度ありましたが、時代の流れとともに徐々に数を減らし、現在は当社を含めて全国で2社しかない貴重な存在の工場となります。
【原料炭の説明を受ける様子】
【製造の説明を受ける様子】

【ベルトコンベアの様子】
【製品の違い(着火の違い)について実験の様子】
素材の配合の有無により着火の仕方が全く異なることについて実験をとおして説明を受けました。

当社の祖業であるこの工場に触れ、また、製造現場を実際に見ることで、当社が取り扱う製品についての知識がより深まったかと思います。
工場見学をした後は煉炭・豆炭についての製品説明及び現況について工場長よりお話を伺いました。
製品を販売するのは研修に参加した社員となるため、今回の研修をとおして学んだことを活かし、頑張って販売をしていただきたいと思います。
見学にあたり、準備をしてくれた工場の方々、本当にありがとうございました。
1日目の研修会が終わり、夜は宿泊先である安曇野市の『ほりでーゆー四季の郷』に移動をしました。
食事・宿泊を通して、入社歴の近い者同士、親睦を深める事ができました。
2日目は当社グループの"(株)えのきボーヤ"の見学を実施し、その後、座学としました。
【えのきボーヤ 工場内見学の様子】
当社グループ企業ではありますが、普段入ることができない工場内部に入らせていただき、同じグループ内企業の実際の様子を見てもらいました。
見学後バスで移動し、本社ホールに於いて座学となります。
「入社1年目社員研修」において実施した社会人としての基本的な部分の復習に加え、一歩踏み込んだ内容の研修となります。
入社して2年が経過するなかで、自己分析をしてもらうとともに、常に目標設定をする意識の重要性、ゲームをとおしてのコミュニケーションの取り方について学びました。
【ディスカッションの様子】
入社してからを振り返り、日頃仕事を進める中での悩みについて、話し合いました。
【コミュニケーションゲームの様子】
班別対抗戦形式によるゲームをとおして、コミュニケーションのはかり方、難しさを学びました。
研修に参加した社員の皆様は食事・宿泊をとおして、入社歴の近い者同士、親睦を深めることができたことに加え、普段なかなか見ることができない社内・グループ内の工場を見学することで知見を広げることができたかと思います。
また、常に自分を振り返り、目標設定と達成に向けて取り組むことの大切さを学びました。
サンリン社員としてこれからも日々頑張っていって下さい。

当社の本社正面玄関東側には写真のモニュメントがあります。
直径1.2mほどある石のローラーが2つ繋がった形をしたこのモニュメントは「フレットミル」と呼ばれ、煉炭・豆炭の原料の石炭石を粉砕して煉る(ねる)ための道具となります。
敷地内にあるこの「フレットミル」は実際に当社の直江津工場で1966年(昭和41年)年から28年間稼働していたものを創立以来製造してきた煉炭・豆炭の歴史と当社の伝統を社内外に伝えるために2000年(平成12年)に設置されたものとなります。