2025年09月17日
  • 社内イベント

2025年度 断熱リフォーム施工研修会

皆さんこんにちは。機器・リフォーム部の乾です。
本日は、私が参加しました「断熱リフォーム施工研修会」についてご紹介いたします。

今回の研修会は、YKK AP株式会社 プレゼンテーションルーム長野にて開催され、
断熱窓や玄関ドアなどの断熱リフォームに関する設置工事の方法や商品知識の習得を目的としたものです。

研修内容のご紹介

① 外窓交換・内窓設置に関する商品研修

断熱窓のリフォームには、「外窓交換」と「内窓設置」の2つの方法があります。
今回の研修では、外窓の交換における「カバー工法」について学びました。

「カバー工法」は、既存の窓枠を残したまま新しい窓をかぶせて取り付ける工法で、
外壁を壊す必要がなく、施工はおおよそ1日で完了します。

これにより、従来のような「外壁を壊す大がかりな工事」や「工期の長期化」、
「騒音・粉塵」などの心配が大きく軽減され、施工中のストレスも最小限に抑えられるため、
断熱窓リフォームのハードルが下がり、より多くのお客さまにご提案しやすい商品であると感じました。

②カバー工法の現調・施工研修

今回の研修では、外窓交換におけるカバー工法の手順について、実物を用いた説明を受けました。
とりわけカバー工法の構造や、現地調査時の採寸・受注に際する注意点を理解しました。

主に、施工の流れやポイントを目の前で確認することで、実践的な知識を得る貴重な機会となりました。
特に窓の採寸については、発注時に不可欠な工程であり、測定方法の基本から丁寧に学ぶことができました。

さらに、取付け完了後の仕上がりイメージも確認することができ、今後の具体的な提案に繋がると感じました。

③ショールーム見学

続いて、会場内の断熱リフォームに関するショールームの見学が行われました。
ここでは、断熱窓・玄関ドアの多様なモデルとその機能を実際に体験する機会となりました。

上の写真は、断熱窓の結露実験機という展示を試している様子です。アルミ窓と樹脂窓とで、
体感する外気及び、結露の有無には大きな差がありました。すなわち、樹脂窓が断熱及び結露防止に効果があります。

とりわけ、窓の結露はカビ・ダニを発生させ、アレルギー等の原因になるため、
窓リフォームによる結露対策は健康への配慮が期待できることを理解しました。

カバー工法  施工例

今回の研修会では、断熱リフォームの中でも「カバー工法」に関する実物を
用いた施工・現地調査研修および商品研修が実施されました。

断熱リフォームには、冷暖房機器の効率向上による光熱費の削減をはじめ、
防犯対策や結露の抑制、さらには健康面での効果など、多くのメリットがあります。

また、今年は国の大型補助金制度が適用される最後の年と言われており、締切が迫っております。

弊社におきましても、本研修会で得た知見や体験を今後に活かし、
お客さまがより快適に暮らせる住環境の実現を提案してまいります。

何かお困りごと等ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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