太陽光発電・蓄電池
V2H充放電システム
V2H充放電システムとは
V2Hとは「Vehicle to Home」の略称です。直訳すると「クルマから家へ」という意味です。
具体的には、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)のバッテリーに貯めている電力を、自宅で使えるようにする機器をV2Hといいます。

蓄電池やEV充電設備との違いとは
POINT 1
V2H充放電システムの特徴
V2Hの特徴はEV充電設備の機能に加え、電気自動車(EV)を蓄電池として利用できる機能を備えている点です。蓄電池とEV充電設備をそれぞれ
設置するよりも導入費用と工事期間が抑えられます!
設置するよりも導入費用と工事期間が抑えられます!
POINT 2
EV充電設備との違い
V2HシステムとEV充電設備との違いはバッテリーの電力を家で使えるかどうかです。どちらも電気自動車(EV)の充電ができますが、
EV充電設備はV2Hのようにバッテリーの電力を家へ給電することができません。
EV充電設備はV2Hのようにバッテリーの電力を家へ給電することができません。
POINT 3
住宅用蓄電池との違い
V2Hと住宅用蓄電池の違いはバッテリーの容量です。住宅用蓄電池は大容量モデルでも10kWh超ほどになりますが、V2Hはバッテリーが
20~70kWhの容量になっています。
20~70kWhの容量になっています。
導入のメリット
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メリット 1停電時に
電気が使用できるV2Hがあれば、電気自動車(EV)を災害発生時の非常電源として活用することができます。蓄電池も停電時の非常用電源になりますが、電気自動車(EV)のバッテリーは、住宅用蓄電池より蓄電容量が大きく、電気自動車(EV)の車種や電力の使い方にもよりますが、停電しても数日間電力を使用することが可能です。
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メリット 2太陽光発電でつくった電気をEVに
貯めて自宅で使える太陽光発電とV2Hを組み合わせると電気代の節約効果がより向上します。日中に使い切れなかった太陽光発電の電力を電気自動車(EV)に充電することができます。電力購入量を減らすことで電気代の節約につながります。以前は売電一択だった太陽光発電も、売電単価の下落や電力料金の値上がりで、今は使い切る方が経済的に賢い選択肢になってきています。電力を無駄なく効率的に使いながらランニングコストを削減することができます。
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メリット 3充電スピード
V2HのメリットはEV充電設備の普通充電器より充電スピードが速く、短い充電時間で電気自動車(EV)を充電できる点です。200V普通充電器が3kWなのに対し、V2Hは出力6kWと普通充電器の2倍あるので、充電時間がおよそ半分に短縮できます。普通充電器で16時間かかる充電が、V2Hなら8時間に短縮される計算です。
お問い合わせ
V2H充放電システムに関するお問い合わせ・ご連絡は最寄りの支店までお気軽にお寄せください。