国宝松本城氷彫フェスティバル2024
2024年02月01日:総務部 高橋
皆さん、こんにちは。年が明けて、1ヶ月があっという間に経過しました。
暖冬予想の今年の冬ですが、本年は松本の冬を彩る一大イベントの話題をお伝えいたします。
まつもとの冬の風物詩である氷の祭典 “国宝松本城氷彫フェスティバル2024”
が1月26日(金)~1月28日(日)に開催されました。
メイン会場の“松本城公園”では「全国氷彫コンクールチャンピオンシップ」が開催され、
全国からトップレベルの氷彫師が集結し、「未来・躍動」をテーマに豪快かつ大胆に、
そして繊細に最高峰の技術と思いを氷に乗せて制作しました。
花時計公園では若手氷彫師の登竜門となる
「全国氷彫コンクールプレイベント」が開催され、その腕を競いました。
夜には氷彫作品がライトアップされ、光に照らし出された氷彫を見ようと、
会場は多くの来場者で賑わいました。
制作された作品は氷彫フェスティバル実行委員らの審査により、入賞作品が決まります。
入賞作品は次の通りになりました。
金賞:深海のうたげ(平田・赤羽目チーム) 銀賞:まだ見ぬ世界へ(グランドプリンスホテル高輪チーム)
銅賞:優美(もりちゃんまっちゃんチーム) 特別賞:炎翔(Fly with Fire)(城戸・加瀬チーム)
松本の市街地に合わせてライトアップされた氷の彫刻はとても美しく、
写真に映える様子に観光客が多く集まっていました。
この素晴らしいフェスティバルを運営する実行委員会及び関係者の皆様、
また、熱い思いで芸術作品を作り出すコンクール参加者の皆様、
本当にありがとうございました。
さて、この氷彫フェスティバルにはサンリングループの『サンリンI&F株式会社』で
製造された氷が使用されています。
良い作品を制作するには素材も重要となってきますが、北アルプスの天然水を使い、
じっくりと長時間をかけて作られたサンリンI&Fの氷は、濁りなくきれいに澄んでいます。
今年は全長15メートルの氷のジャンボ滑り台が4年ぶりに復活し、
親子連れで賑わっていましたが、この滑り台の制作には氷柱が100本使用されています。
サンリンI&Fでは、このフェスティバルのために、
工場をフル稼働させて約450本の氷柱を製造してきました。
製造した氷柱は10tトラックで複数回に分け、社員総出で搬入します。
氷柱は1本135キロあり、動かすのはかなりの重労働となります。
搬入された氷柱はフォークリフトに積み込まれ、コンクール参加者の元に届けられます。
今回のフェスティバルでサンリンI&Fが納品した氷は、
例年通りコンクール参加者の間で好評をいただいております。
安曇野市にあるサンリンI&F安曇野製氷工場では、北アルプスの天然水から製造した氷柱を機械で
粉砕してプライベートブランドの ”かち割り氷” として長野県のスーパーで販売をしております。
ぜひお試しください!
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