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サンリンの片鱗を知る

2024年、創立90周年を迎えるサンリン。100年企業を目指して挑戦を続ける当社は、長野県のエネルギーリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。幅広い事業展開を通じて快適な暮らしを支えるエネルギー総合商社、サンリンの片鱗をぜひご覧ください。

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Chapter.0

まずはサンリンを知る前に
「LPガス」について

LPガスとは、液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)と呼ばれ、その頭文字を取った略称でLPG(LPガス)とも称されます。家庭用のLPガスは主にプロパンを成分としているため、プロパンガスとも呼ばれます。一方、業務用・工業用にはブタンを主成分とするものがあり、これらすべてを総称してLPガスとしています。
LPガスは液体の状態で容器に入っているため運搬が容易で、インフラが制限される地域や災害時の緊急対応時としてもエネルギー供給が可能です。また、LPガスは天然ガスと並び、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が少ないクリーンな化石エネルギーです。燃焼時に有害物質をほとんど含まないため、環境問題の解決に寄与します。さらに、LPガスは天然ガスよりも体積あたりの総発熱量が高く、ハイパワーで高品質なエネルギー源として優れているのです。

LPガスの特長

安定供給と柔軟な輸送

安定供給と柔軟な輸送

低環境負荷

低環境負荷

エネルギー効率の高さ

エネルギー効率の高さ

災害時の信頼性

災害時の信頼性

Point

環境問題への関心が高まる中、LPガスは重要な役割を果たしています。特に、2050年までのカーボンニュートラル実現やSDGs(持続可能な開発目標)に取り組む社会にとって、LPガスの利用は環境負荷の軽減と社会的責任の両立を実現する効果的な手段です。LPガスは、環境保全と持続可能な社会の実現に向けた企業の取り組みにおいて、環境負荷の低減とエネルギーの安定供給を実現する鍵となっています。

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Chapter.1

サンリンはなぜ長野県LPガス供給の
高いシェアを達成できているの?

サンリンは1934年の創立から家庭や工場などで使用するエネルギーを取り扱ってきました。時代の変遷とともに進化するエネルギーは生活に不可欠で便利な必需品として広まっていきました。中でもサンリンのLPガスは供給インフラをいち早く県内全域に整備し、安心して使用していただくための集中監視システム「はい!セーフ24」や環境負荷低減に貢献し災害に強いバルク供給システムなどを導入したことなど、高い普及率での運用状況も併せて全国的に業界のトップランナーとして評価をいただいていてきました。お客様の安全性や利便性の向上を優先し、自然環境保全に資する供給システムやサイクルの構築などに努めてきたことがトップシェア維持を支える原資となっています。また、こうした姿勢や取り組みを受け継ぎ、これからも堅実に実践していくことでお客様の信頼を得て、更なる供給シェア拡大を図っていきます。

Point

サンリンは地域の皆さまの暮らしを豊かにするために、時代や地域のニーズに応じて新しい挑戦を続けてきました。2016年には電力自由化に伴い電気の販売を開始し、2021年にはSDGsに取り組む一環として、早くから再生可能エネルギー由来の電力調達を実現し、新エネルギーへの参入を進めました。これからも、時代とともに皆さまの暮らしを豊かに、便利にするためにサポートする企業として、地域から選ばれる存在であり続けます。

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Chapter.2

地域密着型生活関連総合商社としての
使命と誇り

1934年に煉炭の製造・販売を目的として信濃燃料株式会社を設立して以来、サンリンは長野県を中心に、地域の皆様の生活を支えるエネルギーの総合商社として歩んできました。環境の変化に迅速に対応しつつ、多様なエネルギーを取り扱い、地域のニーズに応じて事業を拡大し、人々の豊かな生活と地域社会の発展に貢献することを目指し、住宅設備機器やリフォーム、スポーツ・レジャー、保険など幅広いサービスを提供しています。今後も「暮らしのパートナー」として地域との密接なつながりを活かし、あらゆるニーズに応え、人々の暮らしや地域社会の発展に貢献していきたいと考えています。私たちはつねにこの思いを胸に、新しい可能性に積極的に挑戦しています。

サンリンの幅広い事業領域

Point

このように生活関連総合商社として幅広い事業を手がけており、そのためサンリンの仕事は個人でも法人でも、常にお客様と直接接することになります。たとえば、ガスでは定期的な保安点検で各家庭を訪問し、石油ではガソリンスタンドでの接客があります。日々の些細な会話の中で、お客様の住宅機器の問題や住まいの悩みに対応し、住宅リフォームなどの事業展開も行ってきました。生活に不可欠なライフラインを担う立場として、地域との結びつきは極めて重要であり、地域社会からの信頼を得ることがやりがいの源泉となっています。

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Chapter.3

私たちがこれからも挑戦を続ける理由

サンリンは1934年の創立以来、持続可能な成長を追求し、環境の変化に迅速に対応しながら、時代の要請に応じた多様なエネルギーを安定供給してきました。また、「豊かな暮らしのお手伝い」をモットーに、地域密着型生活関連総合商社として、地域のニーズに合わせた貢献を重ねてきました。
現在、我々を取り巻く環境は、少子高齢化による世帯数の減少やライフスタイルの変化、そして二酸化炭素削減の取り組みの強化、ESG経営やSDGs、DXの進展など、前例のない変動期にあります。このような環境下で、地域密着型生活関連総合商社として、持続可能な成長を維持し、地域社会の発展に寄与するためには、エネルギーの多様化に向けた取り組みを通じて新たなファンを獲得し、ビジネスの効率化を図り、常にお客様と真摯に向き合い、地域の皆様に喜ばれる提案を積極的に行動していくことが不可欠です。
そのために、私たちはチャレンジ精神を重んじ、気づきと観察力を高め、顧客満足度向上に向けた提案力を持つ人材を求めています。また、人材育成にも力を入れ、若手でも挑戦できる環境を整備していきます。
これからも、地域社会から必要とされる存在として、成長し続け、新たな挑戦を積極的に展開していきます。