M.A.
2007年入社 緑地工学科出身
諏訪支店
関わる人々を笑顔にするため、
「+α」の付加価値を追求。
入社から15年間はイナガス支店に所属し、ガス保安点検などのさまざまな業務を経験。現在は諏訪支店に所属し、ガス販売店向けの営業活動を担当。また、業務と並行して労働組合委員長を務め、職場環境の改善に努めている。
さまざまな営業の現場を経験し、今はBtoBの営業を担当。
サンリンに入社してから18年間で、さまざまな仕事を経験してきました。初めに配属された支店では、各ご家庭に出向いてガスの保安点検や機器の取り付け、灯油の配送業務も経験。それから、ハウスメーカーのお客様に対応するガス設備機器の工事にも携わりました。
現在は諏訪支店で、ガス販売店のお客様に向けたガスや設備機器の卸販売業務を担当しています。いわゆるBtoBの営業なので、一般のお客様に相対していた時とはまた違った工夫が必要です。例えば、ガス設備を取り付ける際のさまざまなケースに対して、法律の観点から判断するといった専門的で難しい質問を受けることもあります。本社の専門部署と連携して回答をお伝えしますが、そこで意識するのが「+α」の価値をつけること。お客様に求められたことに応えるのは当然として、さらに付加価値をつけてお返しすることを常に意識しています。こうして困りごとを解決したり、お客様に喜んでいただけた時にやりがいを感じますね。

失敗から学んだのは、「+α」の大切さ。
私の仕事への意識を大きく変えるきっかけになった出来事があります。それは、以前所属していた支店内の配置転換で、新築住宅のガス設備工事を担当することになった時のこと。私が前任者からの引き継ぎ内容をしっかり把握できていなかったことで、工事現場の責任者である現場監督さんにお叱りを受けてしまったんです。すべては私の甘さが招いたこと。すぐに足りない情報を集めて報告しましたが、そこで痛感したのが「+α」の大切さです。「ここまででいいだろう」と勝手に判断するのではなく、相手に喜んでもらえることを先回りして用意しておかなければ、信頼は得られない。そのことを教えてもらった出来事です。
今の担当業務ではガス販売業者のお客様と向き合っていますが、販売業者様は私たち以上にシビアな経営視点で物事を見ています。それに対して、どうすれば価値を感じていただけるかを意識するかしないかでは、お客様との関係性が大きく変わるはずです。


変わり続けるニーズに向き合い、これからも進化していく。
長らく営業現場に立ってきたなかで、お客様のニーズの変化も感じています。ライフスタイルの多様化により、価格よりも商品の付加価値を重視する方が増えたこともその一例。こうした変化に合わせた新しい取り組みの提案にも挑戦したいと思っています。
こうして日頃から私たち社員一人ひとりが目の前にいるお客様と真摯に向き合い、そのニーズを汲み取ろうと懸命に努力を続けてきたからこそ、サンリンの事業はここまで幅広く変化したのでしょう。エネルギーに対するニーズは変わっていきますが、サンリンは変わるべき時にはしっかり舵をきれる会社だと思うので、これからも進化しながら成長できるはずです。
挑戦といえば、私は今、労働組合の委員長を務めています。社員の労働環境改善に向けて会社と協議しており、こうした形で職場に貢献できることをうれしく感じています。今後は人材マネジメントにも挑戦したいと思っています。社員の笑顔とお客様の笑顔、どちらも守れる存在を目指したいですね。
