大北支店 リフォームフェア
2018年03月26日:リフォーム部 溝口
皆さんこんにちは。リフォーム部の溝口です。
ポカポカ暖かい陽気が続き、桜の開花も一気に進みそうです。
さて、本日は3月24日(土)に大北支店が参加したタカラフェアin大町の様子をお伝えします。
会場となったサンアルプス大町には大北支店の社員が積極的に声掛けをして、たくさんのお客様にご来場いただきました。
会場にはタカラさんのリフォーム商品が所狭しと展示されています。
特に使い勝手の良い「家事らくシンク」がついたキッチンや、パネルのデザインが豊富になったユニットバスなどは多くのお客様の関心を集めていました。
ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!
これからますます暖かくなり、リフォームに最適なシーズンとなります。
来年の10月から消費税を10%に上げるという宣言がされた事もあり、当社のリフォームイベントにもたくさんのお客様にご来場いただき、例年よりも賑いをみせています。
国も空家住宅の問題解決に向けて、リフォーム市場を活性化させるための、様々な国策をたてています。
現在日本国内に6,000万戸あるストック住宅のうち、「耐震性」「省エネ性」「バリアフリー化」のいずれかが不足している住宅は3,000万戸~4,000万戸もあるとされています。
これらの既存住宅の耐震性を強化して、暖かくずっと住み続けられる住宅にする事が急務となっていますが、実際には国の思惑通りには進んでいません・・・・
ここ数年、日本国内の中古住宅の取引やリフォーム件数は、横ばい若しくは微増の状態が続いています。
この背景には “結婚をして家庭を持ったら、気持ちを新たに自分の城である新築住宅を建てて長く暮らしたい” という戦後の日本人に根付いた住宅文化が影響しているかもしれません。
その他にも、「中古住宅の耐久性や価格の妥当性に不安がある・・・」「中古住宅の見えない部分の不具合が心配・・・」という現状のマイナス面も 【中古住宅購入 + リフォーム】 がイマイチ普及しない原因だと思います。
それでも、国土交通省が5年ごとに実施している住生活総合調査によると、中古住宅を希望する若い世代は2003年には3.0%しかいませんでしたが、2013年には13.7%まで増えてきました。
このデータは最近の若い世代の考え方の変化をよく表していると思います。
若い世代の方は個人売買のフリマアプリ “メルカリ” などで中古品の扱いに慣れているため、自分の価値にあった商品を安く購入して、再利用するという考えが当り前になっているのかもしれません。
これから将来的に、【中古住宅を購入して自分のライフスタイルに合わせたリフォームをする】という風潮が、日本にも少しずつ浸透していくことが予想されます。
中古住宅には新築に比べて安く購入でき、実際の住宅を見て検討ができるというメリットもあります。
国は中古住宅の良さを発揮しながら、購入者のマイナスイメージを払拭するために、今年の4月から「安心R住宅」という制度を開始します。
「安心R住宅」とは住宅の基礎的な品質が確保され、最低限のリフォームが実施されて、必要な情報が開示されている分かり易い中古住宅にラベルを付与する制度です。
この制度の一番のメリットは消費者が中古住宅に持つマイナスイメージの「分からない」という部分を全て知る事ができる点にあります。
安心R住宅は事前にインスペクション(住宅診断)をする事により、耐震性や雨漏りなどの不具合が改善され、新築時の状況からリフォーム履歴や現在の省エネ性能までも知る事ができます。
そのため、消費者は安心して中古住宅を購入できるようになるのです!
一定の質の向上を図るリフォームを実施した「安心R住宅」は、今後リフォーム市場が活性化するための起爆剤になるかもしれません。
中古住宅を購入してリフォームをお考えのお客様や、空家になっている持家を再生して、賃貸物件として活用したいお客様は、ぜひサンリンにご相談下さい。
私達がお客様のご要望をお聞きして、新しい生活の夢を実現するお手伝いを致します。
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