大規模リフォーム
2017年12月07日:リフォーム部 溝口
皆さん、こんにちは。リフォーム部の溝口です。
12月になり師走の風が身に染みる季節になってきました。
さて、本日は飯田支店が施工をした大規模リフォームについてご紹介いたします。
施工前の小田切様邸の様子です
当社では「水廻り」「内装」「塗装」「外構」等、様々な種類のリフォームを施工していますが、住宅全体を新築のようにに仕上げるリフォームも手掛けています。
今回のお客様である小田切様は、お子様ができた事をきっかけに、2世帯の家族が同居できるように住宅をリフォームする事になりました。
住宅を解体して、大規模なリフォームをおこないました!
築40年以上になる住宅はキッチン・トイレ・お風呂の設備が古くなり、床や階段もきしむようになってしまいました。
また、窓廻りにはアルミのサッシと単板のガラスが使われているため、冬になると冷気が部屋に入ってきてしまい、寒さが辛いことが悩みでした。
施工中に現場にいらしたお施主様と加工作業をする大工さんです
そこで、飯田支店小池社員の提案により既存の住宅を解体後に、住宅の構造を修繕して水廻り等をやり直すリフォームをおこなう事となりました。
また、全ての窓サッシには内窓を設置して、床や壁には断熱材を新たに入れることで寒さ対策もおこないます。
今回はプロのカメラマンさんに撮影をしていただきました。 下宮様ありがとうございました!
暖房は温水暖房システムとして人気があるエコワンを採用して、家族が集まるLDKには床暖房のパネルを敷設しました。
9月から3ヶ月に渡って工事がおこなわれ、先日、無事にお引渡しとなりました。
住宅の壁・床・天井は全て新しくなっており、新築住宅のような仕上がりです。
1階の居室
1階に3部屋あった和室はご両親の寝室や客室として残しました。
梁や柱が壁の外にある“真壁”と畳のある和室は、日本家屋の伝統的な造りを感じる事ができます。
古さを活かしながらも暮らし易さを考え、襖や障子など使えるものは再利用しました。
新しく敷いた畳はい草の良い匂いがして、連続するは和室は旅館のような雰囲気が感じられます。
完成した和室です
最近の新築住宅では和室を見ることが少なくなってきましたが、土・木・紙などの自然素材を多く使った空間にいるとなんだかホッとして、懐かしさも覚えます。
夏になれば、大きな窓を開けてそよ風をとり入れれば、お昼寝をしたくなってしまう程の気持ちが良い空間だと思います。
2階は間取りを替えて、若いご夫婦とお子様の寝室を造りました。
和室の真壁からクロスを張った壁にリフォームをして、床もフローリングにしました。
プライバシーがあり、デザイン性も高く、若いご夫婦がゆっくりと休める空間が完成しました。
小池社員が一番拘って設計したスペースが1階のLDKです。
キッチンの配置を変えて、6人家族がくつろげて団欒できる広い空間をつくりました。
南面の窓を大きくとり、床暖房が敷かれたスペースは寒い冬でもポカポカです♪
完成したLDKです
給湯・暖房には電気とガスの良いとこどりをしたエコワンを導入することで、ご家庭のエネルギーを効率よく利用できるようになりました。
古いキッチンには無かった食洗機やラック式の吊戸棚もつき、使い勝手も各段に良くなりました。
さらに、最新式のガスコンロとお掃除の手間がいらないレンジフードを設置したので、奥様にも大変喜んでいただきました。
先日引渡し式も終わり、小田切様には今回のリフォームを大変喜んでいただきました。
最近では新築を建てるよりも、先祖代々から引継いだ住宅を安価でリフォームして“住み継ぐ”若いお客様も増えてきました。
当社では住宅の状態を診断して、使える部分は残して傷んだ箇所を修繕するリフォームのご提案を致します。
もちろん、お客様のライフスタイルに合わせた間取変更やお好みのデザインに変更するリフォームも可能です。
小田切様、この度は本当にありがとうございました!
最近では年々増え続ける空家対策が大きな問題になっていますが、古い日本家屋の良さを活かしながら、快適性と暮らし易さを確保できるリフォームで古民家を再生させる事ができます。
私達がお客様に最適なご提案をしますので、大規模リフォームもぜひ当社にお任せ下さい。
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